夢半ば I 女の約束は
〜思春期の日記〜
元日本看護協会常任理事を務めた職業婦人の
中学2年から20代前半までの日記を収録。
「この悲しみは兄ちゃんにはわからない。『高校まで出したのに、まだ欲張って、他の兄弟もいるんだから考えろ』と。兄ちゃんの一言で、こういう風に涙をこぼす私を兄ちゃんはわからないでしょう」(昭和32年12月25日の日記より)。女性としての生き方を自問自答し、職業人になることを決意。元日本看護協会常任理事の多感な時期の日記を厳選収録したシリーズ第1巻。