竹野哲夫 (たけのてつお)

自らを繰り返し襲う「幻覚」を、
突き放して散文詩に纏めたシュールな作品。

現実か否か甚だ曖昧な出来事が綴られた散文詩集である。明確な区切りがないので、前半は「幻覚」について記した長編詩として読むことができる。畳みかけて続く「幻覚」は脈絡なく跳ねまわり、読者には痛快でさえあるが、当事者は対処に苦慮しているはずで同情を禁じ得ない。後半の「母」は、危篤の母に対する筆者の切羽詰まった愛情が繰り返し述べられ、実に切なく哀しい。

定価:550円 (本体 500円)

判型:A6並

ページ数:72

発刊日:2017/03/15

ISBN:978-4-286-17793-9

ジャンル:詩集・俳句・短歌 > 詩集 > 自己

著者プロフィール

1965年8月23日生まれ。
千葉県出身、在住。

※この情報は、2017年3月時点のものです。

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