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教師としてもっとも充実していた時期に発病して休職を繰り返し、ついには退職せざるを得なかった「彼」の半生を描いた作品である。「彼」の悩みや苦しみ、家族や同僚たちの支えなどがていねいに描かれており、自分で自分をどうすることもできないもどかしさや焦りがよく伝わってくる。
現在、「うつ」などの「心の問題」を抱えている人は多い。勤務先の同僚たちや管理職の対応、雇用の問題など、当事者でなければなかなか知ることのできない事柄も少なくない。「心の問題」で苦しみ、退職を余儀なくされた著者の体験を具体的にくわしく記述したこの作品は、似たような悩みを抱える当事者のみならず、その関係者たちにとって、貴重な作品と言えるだろう。



タイトル
作者 ※敬称略
3月 『隠し子さんと芸者衆 ―【稲荷通り商店街】の昭和―』 小田かなえ(埼玉県)
『30センチの太陽』 古川恭子(愛知県)
『つむじかぜ』 阿木泰人(奈良県)
2月 『バツイチで重度障害を持つ子どもと共に…』 金井麻里(滋賀県)
1月 『沢山の出会いにありがとう』 ゆんみ(東京都)
12月 『「彼」の告白』 宇津美 勲(三重県)
11月 『大きなオークの木の下で』 Yoko(福井県)
10月 該当作品なし  


家族と自分の夢の狭間に揺れていた大学生活の数年間の作者の気持ちを描く。全体の構成がすばらしく、滞ることなく話は流れ、しかも随所に読ませる内容がある。特に入院後の父の姿を描く筆は冴えわたっている。前半は「夢」、後半は「現実」を描いた対比もいい。



タイトル
作者 ※敬称略
ベストフレンド 〜朝顔が咲く頃〜 野狐 禅(愛知県)
凍笛が鳴る道 松尾 多聞(北海道)
言葉の暴力 佐藤 奈津子(神奈川県)
ずっと 美雪(東京都)
『にくじゃが』を食う ナオ ヤマーダ(青森県)
たんぽぽの綿毛 武田 収(京都府)
十五分の想い出 中島 千雄(神奈川県)
七草への郷愁 石川 瑞枝(大阪府)
牛と私 山本 實夫(奈良県)
自閉症の世界 伊藤 志津(山形県)
運命の出会い 浅香 みずき(東京都)
逆送する自転車 マユミ(山梨県)
哀しみの天使 吉良 修(福岡県)
7分の1 岡 直人(福岡県)
新しい神様 揚羽(神奈川県)
分裂した心、投げられた光 萩谷 有明(茨城県)
60年安保闘争の頃を想う 小林 俊英(神奈川県)
ガール〜父との思い出〜 riko(神奈川県)
わが子とさまよう 水口 達彦(岐阜県)
夢に向かって遠回り 水原 都(群馬県)
過ちの後 黒崎 百々(兵庫県)
流れ星 里 みずき(三重県)
静かな夜 栗原 恵(東京都)
解脱の春 隠遁 駱駝(千葉県)
幸福切符 久米 恵(山口県)
7月7日、雨時々蛇 嶋乃 椿(オーストラリア)
ニュートラルな人生設計 有加里(静岡県)
あるセールスマンの一生 七里 彰人(愛知県)
これが私の生きる道〜さい帯血移植の軌跡〜 優希(埼玉県)
吊り橋 中内 まゆみ(埼玉県)
脈絡 周防 阿か里(大阪府)
無表情な友 吉田 武寛(東京都)
欠けるから補う 六花(神奈川県)
成績証明書 三島 晶恵(北海道)
神様からの贈り物 磯淵 益子(香川県)

選考委員

島倉千代子さん[歌手]
昭和13年東京都生まれ。
昭和29年第5回コロムビア全国歌謡コンクールに出場し「涙のグラス」を歌って優勝、専属となる。昭和30年『この世の花』でデビュー。
昭和43年第10回日本レコード大賞特別賞受賞。
以後、日本レコード大賞最優秀歌唱賞やメガロポリス音楽祭演歌大賞受賞など、数々の歌謡賞を受賞。
平成11年度秋の紫綬褒章授章。
平成16年歌手生活50周年を迎える。
著書に『島倉家 これが私の遺言』(平成17年2月文芸社刊)がある。



第三回人生いろいろ賞へのたくさんのご応募ありがとうございました。十人十色、百人百色というように、それぞれに人生があるのだと改めて実感しました。皆さんの嬉しい涙、つらい涙がいろいろな色を持って心に伝わってきました。