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電子版あり
愛の領域
小野友貴枝
シャワーを浴びて戻ってきた亜矢を彼は、両手で抱き寄せ、体をぴったり合わせた。フランス人のような長い接吻。はじめての夜から、二十年たって得た性の激しさに驚いた。年月がたどった愛憎をぜんぶ凝縮して、芯からあふれ出したような、そんなひととき。長い間見捨てていた感覚が、急に蜜が充満している舞台に放り出されたような戸惑いを感じた。
ISBN:978-4-286-23104-4
定価:770円 (本体 700円)
発刊日:2021/11/15
電子版あり
愛惜の記
小野友貴枝
【やはり、私が考えてきたとおり、「兄は自決したのではないか」と。自分で水分、栄養を断つ行為を選び、衰弱死を決行したのではないだろうか。「点滴を抜いて困った」と言ったのは看護師だ。そして、食事も拒否。決して病院食に問題があったわけではなく、兄は食事を断とう、と決めていたに違いない】(本文より)。愛しい人たちへの万感の思いをリアリティあふれる文体で描いた短編集。
ISBN:978-4-286-22429-9
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2021/05/15
電子版あり
高円寺の家
小野友貴枝
私は一対一の男女関係、それも愛で結ばれたはずの「夫婦間の暴力」に多くの問題意識を持ち、現代社会に提起したいと強く思っている。そして夫の暴力がなぜなくならないのかを抉り出したい欲求に駆られている。弱い女性に暴力を振るうなど野蛮きわまりない。この暴力を一日も早く家庭からなくさなければいけない。表題作のほか問題作『小田急沿線』を収載。
ISBN:978-4-286-20878-7
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2019/10/15
電子版あり
社協を問う
小野友貴枝
《全国の市町村社会福祉協議会を見てみると、約3100市町村のうち女性会長の占める割合は1パーセントにも満たない。この数字を見ても分かるように、自分は稀な体験の持ち主である。その私が社協の物語を書き残さなかったら誰が書くだろうか。永久に埋もれてしまうに違いないと思った》(あとがきより)。市社会福祉協議会の女性会長として閉鎖的な男社会に立ち向かうヒロインを描く。
ISBN:978-4-286-19739-5
定価:1,430円 (本体 1,300円)
発刊日:2019/02/15
夢半ば IV 女のストーリーは
小野友貴枝
「1年の年明けらしく、からっと晴れた。初日の出を見る。春希の車で、震生湖の上にある畑から。美しい黄金の光球が上がってきて一気に空を明るくする。神々しい光にくるまれて、1年の希望を願う。願いは、家族の健康、春希の結婚、私の仕事の成果、最後に創作の成果」(平成22年1月1日の日記より)。職業婦人として歩んだ元日本看護協会常任理事の日記シリーズ、堂々の完結。
ISBN:978-4-286-16925-5
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2017/01/15
夢半ば III 女の仕事は
小野友貴枝
「17日5時46分の阪神淡路大震災の対応で、保健婦の担当として、国の要請に従って神奈川県の緊急支援会議を即刻開いた。トラック2台に緊急物資、乗用車に保健婦3名と事務2名。まず神戸市長田町に本拠を設ける。救護班は、私の人選により優れた気力・体力を持つ保健婦にした」(平成7年1月25日の日記より)。元日本看護協会常任理事の日記を厳選収録した第3巻。
ISBN:978-4-286-16924-8
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2017/01/15
夢半ば II 女の一念は
小野友貴枝
「今日は私の誕生日、32歳。3児の母親。休みも取らず仕事をしている。しかし久しぶりに年休を取った。珠緒の市立南幼稚園の入園式。親が見ても器量のいい珠緒はピンクのワンピースを着てすましている。髪はいつも私が切るのでおかっぱ。田舎っぽいが床屋に連れて行く暇がない。私は職場で着る会議用のスーツ」(昭和46年4月8日の日記より)。元日本看護協会常任理事の日記第2巻。
ISBN:978-4-286-16923-1
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2017/01/15
夢半ば I 女の約束は
小野友貴枝
「この悲しみは兄ちゃんにはわからない。『高校まで出したのに、まだ欲張って、他の兄弟もいるんだから考えろ』と。兄ちゃんの一言で、こういう風に涙をこぼす私を兄ちゃんはわからないでしょう」(昭和32年12月25日の日記より)。女性としての生き方を自問自答し、職業人になることを決意。元日本看護協会常任理事の多感な時期の日記を厳選収録したシリーズ第1巻。
ISBN:978-4-286-16922-4
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2017/01/15
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