すばらしい昔の日本人
日本を代表する7人の先覚者を通して考える、
現代日本人に必要な基礎教養の書。
自国の歴史と文化に対する関心と教養は国の独立と深く関係しており、また、昔の諸先輩の切り開いた教えと精神は我々の精神の一部を構成し、その独立に必須の教養である。この思いから、独立自尊を説いた福沢諭吉、深い人間愛に満ちた上杉鷹山、煩悩具足の聖人、親鸞など代表的な7人の思想家や実践家を取り上げ、その思想、営為を紹介しつつ、混迷する現代における意義を説く。これらの人々の生涯、思想、実践は私たちに限りない誇りと自信と、そして勇気を与えてくれる。