土方歳三 流転の剣
誠の武士道を貫き通した新選組副長の人生を
最新の資料をもとに描いた渾身の歴史小説!
江戸末期、京の治安維持のため結成された新選組。この新選組で、局長の近藤勇を支えながら厳しい姿勢で組織作りを担った副長、土方歳三の激動の人生を描く歴史小説。豪農出身の土方が剣の道を歩み始める「天然理心流」、新選組の名を天下に轟かせた「池田屋事件」ほか、「近藤の最期」「函館決戦」など全32章で構成。新政府軍に追われながらも、蝦夷を開拓して路頭に迷う徳川家臣を呼び寄せようと、最期まで武士道を貫き通した生涯を、最新の資料をもとに綴った渾身の作品。