中村啓一 Nakamura keiichi
1949年、長野県出身。高校卒業後、農林省に入省。
入省3年で大臣官房総務課に配属され、激務の国会担当として活躍。
その後、食品流通局を希望し異動。
グリコ・森永事件の対応や平成米騒動の消費者窓口を担当。異動先で必ず大きな事件が起こることから、「事件屋ケイちゃん」の異名をとる。
2001年、単身赴任した近畿農政局管内で『雪印食品牛肉偽装事件』が発覚。その後、食品偽装を摘発する専門チームが農水省に設置され、全国2000名のリーダーに就任。
数々の食品偽装摘発を指揮し、名物指揮官「ミスターJAS」と呼ばれる。
実績を買われ3度の定年延長ののち、2011年8月に農水省を退官。