実感、生命と人生との出逢いについて 愚者からの論証 1巻
既存を失うことになったら、
人間の魂、生と人生と生命は、如何なることになろうか!
我々人間は、物済至上主義に陥って以来、本当に大切なものを失ってしまったばかりか、それを持つ者を軽視してきた。人よ、それで、いいのか! 筆者の魂の叫び。人間、故あって、既存の全体を失うことに陥ったとならば、その人間の魂、生と人生と生命は、如何なることになるであろうか! 「我れ、ここに生けり」「孤涯生活者の手記」の章を収録。