日本人少年の見た新しい光

北朝鮮からの脱出

清水修 (しみずしゅう)

第二次世界大戦の終戦を北朝鮮で迎えた一家の引揚げの顚末を、
子供の視点で綴る。

第二次世界大戦終戦時、朝鮮北部の吉州に住んでいた清水家は、父母と三兄弟の5人家族。日本が敗戦し、一家は吉州を脱出して南朝鮮の釜山港へ向かうことになったのだが、それは苦難の連続だった。後にアメリカに長く暮らすことになった著者が、2022年に英語で出版した体験記を、日本語版として刊行。子供の視点で綴られ、著者と長兄が描いたイラストも臨場感を醸す貴重な一冊。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:136

発刊日:2025/03/15

ISBN:978-4-286-26183-6

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

●清水修
1936年 朝鮮半島南部京城(現・Seoul)に生まれる。
1945年 朝鮮半島北部吉州にて終戦、避難民となる。
1946年 国境38度線を南へ脱出、米国軍に救済され、静岡県に引き揚げる。
豊橋時習館高校入学、清水東高校卒業後、早稲田大学、San Diego State College(現・University)の両大学を卒業。
アメリカン航空に入社、28年間勤続、引退。
40年間の滞米生活を終え帰国、名古屋市にて英語教室を開設。
2022年に英文書“A JAPANESE BOY SEES A NEW LIGHT Escaping from NORTH KOREA”を出版。

●訳:石原淳子
広島県出身、津田塾大学英文科卒業。
大手保険会社会長室勤務、ノースウエスト航空客室乗務員、海外航空サービス社(ロサンゼルス)副社長に就任し住宅産業並びに教育産業を始め多種産業視察コーディネーター兼通訳者としても活動。
後に、日本数学教育学会選任コーディネーター兼通訳者として日本数学教育の国際化に貢献。日本チェコ友好協会会員、チェコ訪問一期生。
現在はグローバル教育者専門分野通訳(フリーランサー)。
東京都在住。

※この情報は、2025年3月時点のものです。

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