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祇園精舎探しのはてに
園日暮
そうだ。祇園精舎に、それぞれに願いをかけたお釈迦様の仏像をもって、参拝に行こう──カンボジアの世界遺産、アンコールワットの石柱に残された墨書き! どんな出来事が400年前にあったのか。肥前の森本右近太夫一房は、なぜ命を懸けて海を渡ったのか? 彼の生きた時代を検証し、著者が描いたイラストとともに、その思いと足跡をたどる一冊!
ISBN:978-4-286-25334-3
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/11/15
冷戦終結からウクライナ戦争へ
岡田実
30年余り前、北海道新聞の特派員としてウィーンに駐在した私はドイツ統一からユーゴ紛争を経てソ連崩壊にいたる歴史的な出来事を取材した。当初これらの事象を軸に欧州のその後の変化を記述するつもりだったが、ウクライナ戦争が勃発し、内容を大幅に変えざるを得なくなった。なぜなら冷戦終結後のNATO東方拡大がなければ、ウクライナ戦争は起きなかった可能性が高いと考えるからだ。
ISBN:978-4-286-22101-4
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/10/15
獅子と一対となる一角聖獣の秘密
吉川和男
神社仏閣でよく見かける頭に一角のある狛犬と獅子。それらはいかなる由縁をもって、そこに鎮座しているのか。素朴な疑問から発した研究は、雅楽に行きつき、中国の古代帝国や西アジアの古代文明にまで言及することになった。そして、時の権力者藤原氏によって、外来の聖獣から日本の国風文化の中に組み込まれていく──。膨大な資料と長い時間をかけて導き出された大胆な文化的考察。
ISBN:978-4-286-25579-8
定価:2,090円 (本体 1,900円)
発刊日:2024/08/15
電子版あり
ジャコバイトとボニー・プリンス
鈴木俊一
私たちが「イギリス」と呼んでいる国は、実は四つのカントリーから成り立っているのを知っている人は意外に少なくありません。本著は、その中の一つスコットランドが合同される前後で、中世・西欧の国々と複雑に絡み合い、重要な役割を果たした「ジャコバイト」の存在に視点を当てました。チャールズ王子とジャコバイトの物語をお楽しみください。
ISBN:978-4-286-25504-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/08/15
電子版あり
日本への原爆投下とヘンリー・スティムソンの苦悩
著者:シーン・L・マロイ/訳者:金谷俊則
本書は1945年8月に核兵器が初めて使用された出来事を頂点とする、外交、軍事、政治、科学技術が重なり合って進展した経緯について新たな視点を論じるため、伝記というレンズを使って、ヘンリー・スティムソンという一人の人物と原爆との複雑なかかわりをあらためて捉えなおし、世界史のなかでもっとも重要なこの出来事に対する問いかけに新たな道を切り開こうとしてみたものである。
ISBN:978-4-286-25254-4
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2024/08/15
電子版あり
島原リバティ
タケチオサム
1637年、九州の島原と天草で起こった島原・天草一揆を描く。圧政と禁教に抗い、信仰の力を胸に百姓たちが立ち上がる。徳川幕府の厳しい弾圧を背景に、壮絶な戦いと人間ドラマが展開される。物語は歴史の考証を元にしたフィクションであり、禁教の時代に生きた人々の葛藤と勇気、そして希望が詰まった一冊となっている。信仰の力が描かれる歴史小説ファン必見の作品。
ISBN:978-4-286-25415-9
定価:990円 (本体 900円)
発刊日:2024/07/15
電子版あり
最初に倭国があった
星幸三
果たして古代史最大のミステリーとなっているあの国が存在していたのは、九州なのか? 畿内なのか? いまだになかなか決着がつかないあの〈論争〉に、終止符を打つかもしれない渾身の意欲作!! かつて日本に存在した〈古代国家〉の真実を、文献学、考古学、地質学などあらゆる視点で学術的に再検証。そして導かれたその結論は、「倭はヤマトにあらず──」。
ISBN:978-4-286-24985-8
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/05/15
国民軍を創設した男 大村益次郎
相澤邦衛
長州に生まれた大村益次郎は、医学を修めたのち、緒方洪庵の適塾に入門、蘭学と出会う。その後は宇和島藩や幕府に雇われ、精力的に働くが、桂小五郎と出会い、長州藩に戻ることを決意。そこから長州軍を西洋式近代軍隊に育て上げていくことになる。そしてそのノウハウをもって、維新後、国民軍ともいうべき明治陸軍の原型を創設するのであった──。その英明でありながら愚直な男の生涯。
ISBN:978-4-286-25293-3
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/05/15
同化ユダヤ人のすばらしい日本への貢献
田中英道
大好評『日本にやって来たユダヤ人の古代史』に続く最新作。ユダヤ系秦氏はどのように日本の伝統文化形成に貢献したのか? 日本に同化したユダヤ人と出雲神族や御柱祭、能楽とのつながりを深掘りする。戦後左翼による伝統文化破壊に抗い、祭りや芸能に息づくユダヤ文化を活写する。クナトノ大神やミシャグチ神、摩多羅神の姿を通して、同化ユダヤ人の実像が浮かび上がる!
ISBN:978-4-286-24819-6
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2024/05/15
電子版あり
愛知県のお城・館一覧
横山明弘
1600をゆうに超える愛知県内のお城や館を、自治体ごとに完全網羅した歴史探訪ガイドブック。その多くは室町から戦国時代にかけて造られたものだが、古いものでは縄文・弥生時代のものも確認されている。編著者が実際に訪ね撮影した膨大な写真とともに、「幻の信長那古野城」「泊まれる城跡不相城」などのエッセイも収録。“電話帳”のように使える五十音順の【索引】付!
ISBN:978-4-286-24663-5
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/04/15