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私のウラン濃縮用遠心分離機技術開発と原子力政策への提言
甲斐常逸
ウラン濃縮用遠心分離機技術の開発と原子力政策を詳細に分析し、提言する論文。著者の経験と洞察をもとに、遠心分離方式の技術的挑戦、国家プロジェクトの実態、そして今後の技術開発と政策の在り方を問う。国家機密や高い倫理意識に基づく技術開発の実態を赤裸々に綴る。政策決定者や技術者に向けた必読の一冊。技術開発の歴史と課題、そして未来への提言が含まれる。
ISBN:978-4-286-25479-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/07/15
ある旧名主家と明治時代
岩田俊一
江戸時代に村名主を務めた家の歴史を背負い、明治期の耕作地主でもあった岩田俊平は、悪田の改良・治水や農事改良奨励などで地元に尽くした。本書では、さらに優れた事績を残した地方の老農も紹介する。彼らの働きを知ることで、在地のリーダー(地域名望家)が農村社会で果たした役割が見える。また、彼をこの努力に向かわせた契機には、報徳の思想(安居院七流の)があった。
ISBN:978-4-286-25412-8
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/06/15
POD書籍
ヘーゲル、エンゲルスの科学観を葬り、唯物論者達の教条主義を批判する
竹之下芳也
ヘーゲルの論理学、エンゲルスの運動論の諸問題を指摘し、追従する研究者たちの姿勢を指弾する! ●ヘーゲル、エンゲルスの哲学はニュートン力学を認めない贋学問である。 ●唯物論は『物質は運動を持っている』と、いつまでも主張し続けるのか? ●現代唯物論は、現代科学とは縁もゆかりもない代物になっている。綿密な解析と検証を通じて新たな「自然弁証法」の構築提唱の科学論考。
ISBN:978-4-286-20792-6
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2024/06/01
POD書籍
入門 ウイルス何ものぞ
武藤幸夫
不可解なウイルスについて、せめてウイルスをもっと身近に感じられるよう調べてみよう! 本書では、特に“人体とウイルス”の関係、その中でも“人体に常時宿る主なウイルス”(体内ウイルスワールド)を中心に調べた内容を概観する。そしてウイルスをより身近に知り、ウイルスの不可思議な凄さについて、どんなパワーや能力を持っているのかなどに触れる。
ISBN:978-4-286-28049-3
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/05/01
テントウムシと暮らして
西村いき子
なぜテントウムシはヒトの手指に留まるのか? テントウムシは飼い主を記憶している? パートナーとの別れを惜しむ感情がある? 15年間、テントウムシと暮らした筆者が長年の飼育・観察で見いだした、テントウムシの意外な生態の観察記と、生き物・自然に関わるエッセーをまとめた、身近な昆虫の知られざる生態と自然とヒトとの関わりを考えさせる一冊。
ISBN:978-4-286-25229-2
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/04/15
時間の始まりは宇宙の始まり
石井均
時間論において異質の共生の問題がある。絶対的時間と、相対的時間の問題である。ニュートンは絶対時間だけを主張し、アインシュタインは相対的時間だけを主張して、絶対時間を否定しているが、相対的時間は絶対時間の中から生じる時間であり、絶対時間を否定したら相対的時間は存在しなくなる。この事を明らかにするのが私の考え出した「振り子の時間論」である。
ISBN:978-4-286-24793-9
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/03/15
電子版あり
不可能への挑戦 角の三等分
中島良
学会・学者はどう応える。解けたギリシャの難問題──角の三等分。著者が取り組んだのは「ギリシャの三難問の一つ」と言われるものである。それはなぜ不可能なのか、それを可能にする方法はないのかと考え続けた軌跡をまとめた一冊である。この問題を考え続けた30年の間は自分とのたたかいでもあった。長い道のりを経てようやく著者がたどり着いた目的地を見届けてほしい。
ISBN:978-4-286-24760-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2023/12/15
電子版あり
なぜ気象学者は間違ったか
小山新樹
二酸化炭素などには温室効果がある。しかし、それが地球温暖化へとダイレクトに結びついて理解され、その前提で地球の未来が議論されていることに著者は疑問を投げかける。温室効果ガスが気温を上昇させ、そのために降水量が増え、災害をもたらす異常気象もそこに原因がある……本当にそうなのか? なぜなら、科学は「気温が上がると雨が降る」とは言っていないのだ。
ISBN:978-4-286-24394-8
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2023/10/15
ものづくり教典
江田弘
自然の姿やその成り立ちに向き合い、ひらめき、学び、応用しながら人間は「ものづくり」をおこなってきた。その原動力の源とは、そして「ものづくり」が秘める真の目的とは何か? 古今東西あらゆる科学・哲学知識の集積を繙き、「ものづくり」の根本原理を明らかにする、渾身の労作。広い視野で「ものづくり」の極意をまとめた『ものづくり教典』。
ISBN:978-4-286-24456-3
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2023/09/15
猫から学んだ漱石
石井郁男
誰もが知る「夏目漱石」だが、もちろん彼は最初から「文豪」だったわけではない。その特異な親子関係、秀才ぶりを発揮した少年時代、どうして文学を選んだのか、大学卒業後の悩み、教師時代、イギリス留学へ、そして「吾輩は猫である」の執筆から作家生活へなど、漱石の生涯を追い、独特の個性、生き方を探り、迫る。本書は、幾つもの疑問に挑戦する「謎解き物語」でもある。
ISBN:978-4-286-29003-4
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2023/04/15