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プラスチックから紙へ 紙材料学入門
山内龍男
「ペーパーレス時代」と言われる昨今ではあるが、他方包装・物流では依然大量の「紙」が使用されている。今後、地球温暖化を防ぐため、脱プラスチックが、そして材料として紙の利用拡大が必要になってくる。では紙とは何だろう。材料としての紙の特性、利点、課題点を紙材料学の専門家が、研究者はもちろん、一般の読者にも分かりやすく解説した、「入門書」となる一冊。
ISBN:978-4-286-25804-1
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2025/03/15
近代日本の技術の礎を築いた人々
大山達雄
本書で取り上げるのは山尾庸三、井上勝、古市公威、廣井勇、田辺朔郎、渡辺洪基、辰野金吾、渋沢栄一。彼らの人生観、生き方、価値観が彼らの経歴にどのように反映されているか、彼らがどのような気持ちと考え方に基づいて行動したのか。彼らが踏み固めた近代化の道は、現代の日本人が何をなすべきか、そして新たなイノベーションにつながる大学のあり方や高等教育政策について貴重な示唆を与えてくれる。
ISBN:978-4-286-26185-0
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2025/02/15
電子版あり
人工知能と政治の知能
前橋敏之
未来に待ち受けるのは、ロボットの支配する世界か!? 加速する人工知能=AIの進化に取り残されんとする人間社会に、警鐘を鳴らす! 人工知能─その理論と技術を真に理解し、制御できるようになることは急務の課題と言える。ロボットから見れば、人間などは不完全なロボットである。人類は、血のにじみ出る努力をして、その尊厳の高みからロボットを制御していかなければならない。
ISBN:978-4-286-25940-6
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2025/01/01
私のウラン濃縮用遠心分離機技術開発と原子力政策への提言
甲斐常逸
ウラン濃縮用遠心分離機技術の開発と原子力政策を詳細に分析し、提言する論文。著者の経験と洞察をもとに、遠心分離方式の技術的挑戦、国家プロジェクトの実態、そして今後の技術開発と政策の在り方を問う。国家機密や高い倫理意識に基づく技術開発の実態を赤裸々に綴る。政策決定者や技術者に向けた必読の一冊。技術開発の歴史と課題、そして未来への提言が含まれる。
ISBN:978-4-286-25479-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2024/07/15
ある旧名主家と明治時代
岩田俊一
江戸時代に村名主を務めた家の歴史を背負い、明治期の耕作地主でもあった岩田俊平は、悪田の改良・治水や農事改良奨励などで地元に尽くした。本書では、さらに優れた事績を残した地方の老農も紹介する。彼らの働きを知ることで、在地のリーダー(地域名望家)が農村社会で果たした役割が見える。また、彼をこの努力に向かわせた契機には、報徳の思想(安居院七流の)があった。
ISBN:978-4-286-25412-8
定価:1,760円 (本体 1,600円)
発刊日:2024/06/15
POD書籍
ヘーゲル、エンゲルスの科学観を葬り、唯物論者達の教条主義を批判する
竹之下芳也
ヘーゲルの論理学、エンゲルスの運動論の諸問題を指摘し、追従する研究者たちの姿勢を指弾する! ●ヘーゲル、エンゲルスの哲学はニュートン力学を認めない贋学問である。 ●唯物論は『物質は運動を持っている』と、いつまでも主張し続けるのか? ●現代唯物論は、現代科学とは縁もゆかりもない代物になっている。綿密な解析と検証を通じて新たな「自然弁証法」の構築提唱の科学論考。
ISBN:978-4-286-20792-6
定価:1,980円 (本体 1,800円)
発刊日:2024/06/01
POD書籍
入門 ウイルス何ものぞ
武藤幸夫
不可解なウイルスについて、せめてウイルスをもっと身近に感じられるよう調べてみよう! 本書では、特に“人体とウイルス”の関係、その中でも“人体に常時宿る主なウイルス”(体内ウイルスワールド)を中心に調べた内容を概観する。そしてウイルスをより身近に知り、ウイルスの不可思議な凄さについて、どんなパワーや能力を持っているのかなどに触れる。
ISBN:978-4-286-28049-3
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/05/01
テントウムシと暮らして
西村いき子
なぜテントウムシはヒトの手指に留まるのか? テントウムシは飼い主を記憶している? パートナーとの別れを惜しむ感情がある? 15年間、テントウムシと暮らした筆者が長年の飼育・観察で見いだした、テントウムシの意外な生態の観察記と、生き物・自然に関わるエッセーをまとめた、身近な昆虫の知られざる生態と自然とヒトとの関わりを考えさせる一冊。
ISBN:978-4-286-25229-2
定価:660円 (本体 600円)
発刊日:2024/04/15
時間の始まりは宇宙の始まり
石井均
時間論において異質の共生の問題がある。絶対的時間と、相対的時間の問題である。ニュートンは絶対時間だけを主張し、アインシュタインは相対的時間だけを主張して、絶対時間を否定しているが、相対的時間は絶対時間の中から生じる時間であり、絶対時間を否定したら相対的時間は存在しなくなる。この事を明らかにするのが私の考え出した「振り子の時間論」である。
ISBN:978-4-286-24793-9
定価:1,320円 (本体 1,200円)
発刊日:2024/03/15
電子版あり
不可能への挑戦 角の三等分
中島良
学会・学者はどう応える。解けたギリシャの難問題──角の三等分。著者が取り組んだのは「ギリシャの三難問の一つ」と言われるものである。それはなぜ不可能なのか、それを可能にする方法はないのかと考え続けた軌跡をまとめた一冊である。この問題を考え続けた30年の間は自分とのたたかいでもあった。長い道のりを経てようやく著者がたどり着いた目的地を見届けてほしい。
ISBN:978-4-286-24760-1
定価:1,650円 (本体 1,500円)
発刊日:2023/12/15