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電子版あり
手のひらから
中原恵子
左頬に癌ができ、抗がん剤と放射線治療を始めた夫。時に、苦しさを妻にぶつける。一番辛いのは本人と分かってはいても、やり切れぬ思いをする。しかし、ある時から、声を荒げていたのは、それだけ元気だったということがわかる。癌は目から脳へと進み、残された穏やかな時間を夫婦で過ごしたいという望みもかなわず、夫は56歳で旅立つ。ともに戦った5年間の妻の想いを綴る。
ISBN:978-4-286-17613-0
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2017/11/28
電子版あり
七夕の夜
中原恵子
愛犬ファーレ(シェルティ)の亡くなるまでを綴った、闘病記。生後一カ月で家にやってきてから、七夕の夜に息を引き取るまでを、切々と描く。胆のう摘出手術をした後、再手術をすべきかどうか、家族それぞれの思いが交錯する。動物病院の先生との話し合いも重要なポイントで、ペットの最期をどう看取るかについて、さまざまな示唆が得られる書となっている。
ISBN:978-4-286-13850-3
定価:1,210円 (本体 1,100円)
発刊日:2013/07/07
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