峠に棲む鬼

西村寿行 (にしむらじゅこう)

読み出したら止まらない! 大エロス、
大狂気、大暴力のハードボイルド超巨編!

雲切り峠には鬼が棲む──峠を越えた人里離れた鬼無村に帰省した逢魔麻紀子は、村民全員52人が消失するという現実に遭遇する。神隠しか全員殺されたのか。村に伝わる秘伝の棒術を会得している麻紀子は、警視庁特別捜査官の真庭正之とともにこの巨大な謎に挑む。唯一の生き残り、記憶を失い北国を彷徨していた父高時との再会。闘いのなか犯され陵辱されながらも復讐の炎と化した……。これぞ寿行節の真骨頂。夢枕莫氏巻末解説付。

定価:2,200円 (本体 2,000円)

判型:四六並

ページ数:628

発刊日:2005/07/15

ISBN:4-286-00197-0

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

著者プロフィール

1930年(昭和5年)、高松市生まれ。旧制中学を卒業後、様々な職業を経て、『犬鷲』で第35回オール読物新人賞佳作入選(1969年・昭和44年)。1973年、処女長編『瀬戸内殺人海流』を刊行して作家デビューとなる。『安楽死』等の社会派推理の後、『君よ憤怒の河を渉れ』で冒険サスペンスの新境地を拓き、『化石の荒野』『犬笛』『往きてまた還らず』を立て続けに発表。『牙城を撃て』『わが魂、久遠の闇に』『闇に潜みしは誰ぞ』等の暴力や性を人間の根源的な衝動として捉え、“ヴァイオレンス小説”と称された。その激しい描写力と物語の疾走感、残虐性、迫真性で大衆小説として、絶大な人気を獲得した。

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