善人症候群
日本に元気がないのは“善人”が多いため?
社会の現状を危惧する理学療法士の提言集。
10代で渡米し、17年間に及ぶ滞在生活を経て帰国。P.T(理学療法士)として医療の現場で働くようになったものの、価値観があまりにも一様な日本社会の現状と、周囲には関心をもたず、摩擦を避けるために本音を言わないイエスマン(善人)が増えていることに危機感を覚えた著者。「“善人症候群”が日本をダメにする」と訴え、豊かな現実世界に内面をさらすことで、自分の弱さを見つめ、克服しようと説く。矛盾多き世の中にとらわれず生きたいと願うすべての方に贈る本。