メタボリズムの交通・都市論
人と車の共生をめざした街づくり
国情に合った街づくりが未来を明るくする!
将来の道路体系を提案する交通・都市論。
交通事故や渋滞の激増に国全体が悩まされていた昭和四十年代から五十年代半ばにかけて、交通安全対策に携わった著者が、日本の国情に合った交通・都市のあり方を提言する。その根底にあるのは、外的要因や目的の変化にともない、都市の機能も変えていくという「メタボリズム(新陳代謝)」の発想。ETCの浸透や高速道路の民営化論など、新しい交通の時代が動き出した今こそ必要となる、将来の道路体系を考えさせる交通・都市論。