おかあさま、大丈夫よ
命の紅葉のとき
赤ちゃんのようにかわいい母を介護し続けた
ユーモアと深い慈愛に満ち溢れたエッセイ。
「私が駄目な人間だから、その駄目な人間でも看護していけるよう、神様は母をかわいくしてくださったのだろう」(本文より)──。85歳から96歳までの12年間、まるで赤ちゃんのような言動で周囲を困らせ、笑わせた母。この母を介護し続けた著者が綴る、深い慈愛に満ちたエッセイ。介護の厳しさを伝えるうえで、愛情こそが被害妄想などの精神症状のない「純粋痴呆」を生み出すのだと伝える。「おかあさま」のユーモラスで素直な感情表現に心打たれる作品。
定価:1,650円 (本体 1,500円)
判型:四六並
ページ数:302
発刊日:2005/04/15
ISBN:4-8355-8910-6
ジャンル:医学・健康・看護・闘病 > 看護・闘病 > 介護・認知症