【文庫】はなかぐら
美少年・千早の舞が男たちの劣情を掻き立てる!
禁忌と背徳に彩られた耽美派純愛小説。
能の桜堂流家元・叶家に突如やってきた美少年・椎名千早。先代家元の庶子だったが、両親の交通事故死で引き取られることになる。ところが、そこで待っていたのは苛烈で淫靡な屈辱の日々だった。名家隆盛の生贄として、スポンサーたちに千早の白い肌が捧げられる。絶望の中、千早は本当の幸せを掴めるのか。一世一代の舞が、半世紀前のスキャンダルを超えて千早の幸せを引き寄せる!