三味の音色に江戸を見る

鶴家奏英 (つるやそうえ)

聴いて見て愉しむ江戸の唄。
俗曲・端唄でつづる古き良き時代。プロの演奏するCD付。

プロの三味線奏者で全国の民謡を研究する著者が、江戸時代の流行唄を通じて当時の風俗を解説し、江戸の風情が随所にあふれる市中の名所に因んだ唄を紹介。新しいものを積極的に取り入れる一方で、伝統文化を守る日本には、近代的な都市の中に神社仏閣が残されている。本書に登場する東京各所を散策しながらCD収録の各曲を聴けば、往時が偲ばれ、三味の音色で江戸を見ることができる。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:A5並

ページ数:96

発刊日:2014/11/15

増刷情報:3刷

ISBN:978-4-286-14573-0

ジャンル:芸術・芸能・スポーツ・サブカルチャー > 芸術・芸能 > 音楽

著者プロフィール

岩手県西和賀町(旧沢内村)生まれ
千葉県野田市在住
(公財)日本民謡協会師範教授
民謡を木原利周師に師事
三味線を千藤幸蔵師に師事
第1回千葉ふるさと文化賞受賞、NHK「民謡をたずねて」、NHK・FM「日本の民謡」出演
新作民謡が多数、日本民謡協会で入選
民謡発掘の取材活動などを展開している

■主な活動歴
昭和60年利根川流域の民謡を発掘開始
昭和63年民謡公演・利根川百景(野田市)
平成7年民謡公演・利根川民謡紀行(野田市)
平成5年「かまくらっこ・・・雪まつり」創作曲発表(秋田県横手市)
平成16年「かまくらっこ・・・雪まつり」新潟県旧六日町こころ大賞受賞、「仙北米よし節」入選
平成17年「泣き坂追分」日本民謡協会新作部門入選
「津川キツネの嫁入りまつり」創作曲発表(新潟県津川町)
平成16〜18年「利根川ものがたり 奏英こころの舟下り」連載
平成19年「鶴家奏英民謡の旅、利根川くだり」(4月〜10月)(NHK・FM千葉「まるごと60分」)放送

■主な作品
三味線器楽曲 坂東太郎
日本の原風景を音に ♪かまくらっこ・・・雪まつり ♪津川キツネの嫁入り

■著書
『奏英こころの舟下り利根川ものがたり』

※この情報は、2014年11月時点のものです。

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