心のページをめくる風

山口弘之 (やまぐちひろゆき)

夏は過ぎていった。風がページをめくりはじめた。
風が残した静謐な98篇の詩集。

その町は少年ばかり住んでいる町であった 町の機能は完璧に働いていた 風が気になりだした少年はやがて町を出ていった──「少年の町」/海で見た出来事。夏は過ぎていった。誰にも語らず黙っていることができるだろうか? 風がページをめくりはじめた。──『風に乗った人』/『庭を荒らすカマキリ』『個人的に新記録』『スパイダースクロール』に続く第五詩集、風が残した静謐な98篇。

希望小売価格:1,100円 (本体 1,000円)

ページ数:112

発売日:2024/05/01

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > ファンタジー

著者プロフィール

1952年生まれ
山梨県出身

■著書
『無臭の光』(筆名:山口平良、文芸社、2010年)
詩集『スパイダースクロール』(文芸社、2013年)
『正座記』(文芸社、2014年)
『クローバーの四つ葉を食べる鹿─踏切を物語が通過中─』(文芸社、2015年)

※この情報は、2015年10月時点のものです。

ペーパーバック版を購入

POD(プリント・オン・デマンド)とは、お客様の注文に応じて書籍を1冊から印刷・製本し、ペーパーバック書籍として販売するAmazon提供のサービスです。

  • Amazonで購入

PAGE TOP