願わくは

詩と小説が交錯して描き出される不思議な心象風景──
心の旅が織り成す未来への物語。

神、人魚、ボス猿、小学生──不思議な存在と語り合う“僕”は、その語らいの中で少しずつ自分を見つめ直し、やがて前へ進みはじめる。「そろそろ／夢を見るのはやめて／その先の夢を見ることにしよう」……進むしかないみたいだ。そして、登るしかないみたいだ。詩と小説が“僕”の心の中を交互に描き出す。自分の居場所に、これから向かうべき未来に迷う僕たちの詩的叙情小説。

定価：1,100円 (本体 1,000円)

判型：四六並

ページ数：128

発刊日：2015/10/15

ISBN：978-4-286-16660-5

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > その他