ヴェニスのねずみ

さく・え:梅本良三 (うめもとりょうぞう)

水辺の町に暮らすねずみのマリオ。
新たな町へ旅立ったマリオが自身の幸せに気づく絵本。

ねずみのマリオは、妻のマリヤと子どもたちとイタリアのヴェニスに住んでいた。水の上に浮いたような美しい町・ヴェニス。しかし、毎年少しずつ町が水のなかにしずんでいって……こまったマリオは友人ドミノの誘いでドミノのいなかの町へと旅立つことになった。果たして、マリオは幸せに暮らしていけるのか……。一目で目を奪われる印象的な絵が描きだす珠玉の絵本。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:B5横上

ページ数:32

発刊日:2017/06/18

増刷情報:2刷

ISBN:978-4-286-17394-8

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本

著者プロフィール

1902年(明治35年)生まれ、北海道小樽市色内町出身。
ロース幼稚園卒、18歳までを小樽にて過ごす。
1920年徳島県鳴門市に移転。
徳島県立商業学校卒業。
1924年(大正13年)丸善鉱油株式会社(現コスモ石油)。神戸本店に入社。
1943年上海支店を最後に退社。
1924年(大正13年)上海にて梅本洋行社を設立。鐘紡、三菱商事の代理。店業務を開始してまもなく徴兵され、北支最前線に従軍。
1945年鳴門市に帰還、神戸に移転し事業活動を開始。
1946年山下太郎氏(後にアラビア石油設立)と大阪市にて宝来興業社を設立するも脳溢血で引退。
1952年梅本石油(現、株式会社ウメモトマテリアル)を設立。
1950年頃よりホトトギス派の岩木躑躅氏に師事しホトトギス派同人。句集に『吹雪道』がある。
神戸市にて二紀会・田村幸之助氏に師事。
妻・艶子を伴い渡欧十数回。
1968年東京銀座・竹川画廊にて個展開催。
以降、文芸春秋画廊、そごうデパート神戸三宮店、広島店、福岡店のほか、1977年日動画廊銀座店、1978年同北浜店、1979年同銀座店にて個展を開催。
1980年文芸春秋画廊銀座6丁目店にて絵本挿絵展を開催。
1993年没、91歳。

※この情報は、2017年6月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2017年07月05日

    「毎日新聞」で紹介されました。

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