欧米のオペラ・コンサートから見た歴史の流れ

終焉に向かう古典オペラ

杉晴夫 (すぎはるお)

欧米のオペラを半世紀見続けた著者が語る
古典オペラが迎えようとしている終幕への警鐘

「例えばローマ時代の人々を演ずる歌手たちが、背広にネクタイ姿で現れたら、観客はもはや彼らの姿にローマ時代の衣装を想像で重ね合わせることはできない。この結果観客は、出だしからオペラに対する期待を打ち砕かれてしまう」(本文より)。オペラは歴史を語っていた! 欧米のオペラを半世紀見続けてきた著者が語る、古典オペラが迎えようとしている残酷なフィナーレへの警鐘。

希望小売価格:1,540円 (本体 1,400円)

発売日:2019/01/15

ジャンル:芸術・芸能・スポーツ・サブカルチャー > 芸術・芸能 > 音楽

著者プロフィール

1933年東京生まれ。
東京大学医学部助手を経て、米国コロンビア大学、国立衛生研究所(NIH)に勤務ののち、帝京大学医学部教授、2004年より帝京大学医学部名誉教授。
現在も筋収縮研究の現役研究者として活躍。
日本動物学会賞、日本顕微鏡学会論文賞、日本比較生理生化学会賞などを受賞。
1994年より10年間、国際生理科学連合筋肉分科会委員長。

■著書
編著書
『人体機能生理学』(南江堂)
『運動生理学』(南江堂)
『やさしい運動生理学』(南江堂)
『筋肉はふしぎ』(講談社ブルーバックス)
『生体電気信号とはなにか』(講談社ブルーバックス)
『ストレスとはなんだろう』(講談社ブルーバックス)
『現代医学に残された七つの謎』(講談社ブルーバックス)
『栄養学を拓いた巨人たち』(講談社ブルーバックス)
『神経とシナプスの科学』(講談社ブルーバックス)
『筋肉は本当にすごい』(講談社ブルーバックス)
『天才たちの科学史』(平凡社新書)
『人類はなぜ短期間で進化できたのか』(平凡社新書)
『論文捏造はなぜ起きたのか?』(光文社新書)
Current Methods in Muscle Physiology(Oxford University Press)、Mysteries in Muscle Contraction ‐ Evidence against Current Dogmas(Pan Stanford Publishing Ltd)
など多数。

※この情報は、2019年1月時点のものです。

メディア情報

  • その他

    2019年02月05日

    「スマイルよみうり」で紹介されました。

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