時空と共に ボリビア先住民の民話

原作編集者:フェリックス・ライメ・パイルマニ/THOA(アンデスの語り部)/ダニエル・コタリ・グティエレス/サン・ガブリエル ラジオ放送/訳者:栗原重太 (ふぇりっくすらいめぱいるまに/そああんですのかたりべ/だにえるこたりぐてぃえれす/さんがぶりえるらじおほうそう/くりはらしげた)

皆さん、ボリビアに旅をしてみませんか。
先住民アイマラとケチュワに語り継がれる物語。

「ボリビアは、日本からは地球の裏側、南米大陸の中央に位置します。アンデス高原に住むアイマラ族とケチュワ族、平原に住むワラニ族が代表的な先住民族です。南米大陸の先住民たちは日本人と同じモンゴル系人種で、言語や神、霊魂に対する考え方にも、日本語や日本人に近いものがあります。本書では、アイマラとケチュワの昔から語り継がれてきた話を紹介します」(「はじめに」より)

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:236

発刊日:2024/07/15

ISBN:978-4-286-20219-8

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > その他

著者プロフィール

●フェリックス・ライメ・パイルマニ
Félix Layme Pairumani
1949年、ボリビア、ラパス県、ヘススデマチャカ村、ティティリに生まれる。
1971年、ワリサタ高等師範学校を卒業。
中学、高校教師を経て、1983年から1988年までUMSA(ラパス国立大学)アイマラ語講師。
1984年から現在まで、UCB(ボリビアカトリック大学)アイマラ文化及び言語学教授。
言語学名誉博士。
1998年、アイマラ語と文化に関する功績により、広島文化平和財団(ストックホルム)より世界賞を受賞。
1983年から1989年まで、INEL(国立言語研究所)の研究者。
先住民族三つの言語(アイマラ語、ケチュワ語、ワラニ語)による週刊新聞、『キンサパチャ』の編集長。
2000年から2001年まで、先住民の言語による出版物『ハイマ』の出版に携わる。
1989年から1992年まで、文化教育省とUNICEFの共同事業、二つの文化と言語による教育の研究に携わる。
アイマラ語教育、研究、小説など、アイマラ語とスペイン語による30冊以上の著書がある。

●THOA(アンデスの語り部)、ラパス、ボリビア
Taller de Historia Oral Andina
アンデス地方各地に口承で伝わっている、言い伝え、物語を記録して残そうとする目的の研究会。

●ダニエル・コタリ・グティエレス
Daniel Cotari Gutiérrez
1942年、ボリビア、ラパス県、カニャビリ町に生まれる。
UMSS(コチャバンバ国立大学)を卒業。
アイマラ語とケチュワ語の教育、研究者。
サンマルコス大学(リマ、ペルー)、コチャバンバ国立大学等の大学や高校、中学、その他の教育機関で長年ケチュワ語とアイマラ語の教育研究と普及に携わる。
アイマラ語スペイン語辞典、アイマラ語とケチュワ語の教育に関する著書がある。

●サン・ガブリエル ラジオ放送、ラパス、ボリビア
Radio "San Gaburiel"
アイマラ語の普及と教育、アイマラ社会の発展を目指す、アイマラ語によるラジオ放送局。

●栗原重太
1953年、広島市に生まれる。
1993年よりボリビア在住。
ボリビアで測量士として働くかたわら、先住民族の言語・文化に興味を持ち、先住民の言葉、アイマラ語、ケチュワ語、ワラニ語を話す。

※この情報は、2024年7月時点のものです。

メディア情報

  • 新聞

    2024年08月10日

    「毎日新聞」で紹介されました。

  • 新聞

    2024年08月10日

    「今週の本棚(毎日新聞)」で紹介されました。

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