なまずの石

作:関沢紀/絵:金斗鉉 (せきざわかなめ/きむとうげん)

民話、伝承、昔話──。
そこには自然への「敬意」といにしえの知恵とメッセージがある。

「さらにずーっとたってから、人々は考えるようになった。地面のゆれは止めることも、なくすこともできない。いつ起こるかわからないから、大きなゆれへのそなえをしなければならない、と。これからどんなゆれがくるかは、だれにもわかんなかった。しかし……ゆれは、わすれないうちにやってくる」。民話、伝承、昔話、そこには自然への敬意といにしえの知恵がある。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:B5横上

ページ数:32

発刊日:2019/08/15

ISBN:978-4-286-20444-4

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本

著者プロフィール

●関沢紀(せきざわかなめ)/作
1944年生まれ。
幼年期を潮来町延方(現潮来市)、少年期を鹿島町三笠(現鹿嶋市)で送る。
1959年上京、主に零細企業に従事。
1974年帰郷後、鹿島町(現鹿嶋市)に住み、地域の根っこにこだわりながら、ルポルタージュ、小説、童話などを書き続けている。
現在、社会福祉法人理事、日本凧の会会員。

■主な著書と活動
1975年、ルポルタージュ『鹿島からの報告』(新日本文学賞・新泉社)。
1988年、長編小説『鉄を喰う男たち』(新泉社)。
1994年、絵本『なまずの石』(新泉社)。
2003年、「なまず元気村」開設。
2004年、ルポルタージュ・エッセイ『なまず日和』(新泉社)。
2018年、長編小説『犬の末裔』(文芸社)。
2019年、「鹿嶋なまず博物館」創設。

●金斗鉉(きむとうげん)/絵
1953年、韓国ソウル生まれ。
1971年に来日。
グラフィックデザイナーを経て、フリーランスイラストレーターとなる。
博物館の解説画、絵本製作など幅広く活躍している。

※この情報は、2019年8月時点のものです。

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