サンスクリット語文法(改訂版)

─序説、文法、テキスト訳注、語彙─

著:マンフレート・マイルホーファー/訳:下宮忠雄 (まんふれーとまいるほーふぁー/しもみやただお)

初版翻訳の誤植・語訳を訂正し、
日本語・サンスクリット語語彙300を加えた改訂版。

ギリシア語やラテン語よりサンスクリット語は洗練されている。1954年、サンスクリット語の入門書を初めて手にした。2018年、『解説梵語学』を再度手にして単数、双数、複数の用語がドイツ語とも同じであることに気づいた。英語に比べて、なんと明晰であることか。長年愛用してきた原著の初版翻訳の誤植・語訳を訂正し、日本語・サンスクリット語の語彙300を加えた改訂版。

定価:660円 (本体 600円)

判型:A6並

ページ数:120

発刊日:2021/12/15

ISBN:978-4-286-22600-2

ジャンル:教育・実用・語学 > 語学 > その他

著者プロフィール

●下宮忠雄
1935年、東京生まれ。
早稲田大学、東京教育大学大学院、ボン大学、サラマンカ大学で英語学、ゲルマン語学、印欧言語学、グルジア語、バスク語を学ぶ。
1977年、学習院大学教授。
2005年、学習院大学名誉教授。
2010年、文学博士。

■専門
ゲルマン語学、比較言語学

■主著
『Zur Typologie des Georgischen(グルジア語の類型論)』、『バスク語入門』、『ノルウェー語四週間』、『ドイツ・ゲルマン文献学小事典』、『言語学I(英語学文献解題第1巻)』、『ヨーロッパ諸語の類型論(Toward a typology of European languages, 博士論文, 2001)』、『グリム童話・伝説・神話・文法小辞典』、『Alliteration in the PoeticEdda(Peter Lang)』、『デンマーク語入門』、『エッダとサガの言語への案内』、『オランダ語入門』、『アンデルセン小辞典』、『グリム小辞典』、『私の読書(言語学メモ帳)』、『目白だより』

■翻訳
『言語と先史時代』(ハンス・クラーエ著)、『按針と家康』(将軍に仕えたあるイギリス人の生涯、クラウス・モンク・プロム著、デンマーク語より)、『サンスクリット語文法』(M.Mayrhofer著, Göschen文庫, Berlin 1953)

※この情報は、2021年12月時点のものです。

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