赤い三輪車

井上忠義 (いのうえただよし)

少年にとって三輪車とギターは戦後復興の象徴だった。
戦後すぐの世相・空気を描く小説。

「お父さんが帰ってきたら三輪車を買ってやるよ」と母。春男は昭和十八年生まれ。戦争が終わっても応召された父はまだ帰ってこない。巷では「リンゴの唄」などの流行歌が流れ、歌の大好きな春男はバタヤンになりきり「かえり船」を熱唱する。ああ、ギターも欲しい。父が復員し、赤い三輪車を買ってくれた。そして父は戦争のことを話してくれた…。一少年を通し戦後の世相・空気を描く。

希望小売価格:1,210円 (本体 1,100円)

ページ数:102

発売日:2024/07/01

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

昭和18(1943)年生まれ。
神奈川県在住。
作家。
ちがさき開智舎主宰。
明治大学法学部、日本大学文理学部卒業。
読書、音楽を趣味とし著作《心の華 第一集》、《心の華 第二集》を株式会社シンフォシティーから発表。

※この情報は、2022年4月時点のものです。

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