●リチャード・ハンブル
1945年にロンドンで生まれ、オックスフォード大学のオーリエル・カレッジで軍事史を専門に研究し、1966年の卒業以来多数の本を著してきた。
一番の興味は常に海軍の歴史であり、この分野でのこれまでの著作には次のようなものがある。
Napoleon’s Admirals 2019 (ナポレオンの海軍提督たち)、Hitler’s High Seas Fleet 1972『壮烈!ドイツ艦隊』(サンケイ出版)、Japanese High Seas Fleet 1974『日本連合艦隊』(サンケイ出版)、『帝国海軍連合艦隊』(サンケイ出版)、Undersea Warfare 1981(海面下の戦い)、Aircraft Carriers:The Illustrated History 1982(航空母艦)、Submarines:The Illustrated History 1988(潜水艦)、Battleships and Battlecruisers 1983(戦艦と巡洋戦艦)、Before the Dreadnought 1976(ドレッドノート以前)他多数。
また「ノール岬沖海戦の指揮官で、第二次大戦後に海軍元帥となったフレイザー卿」の公式伝記作家でもある。
●粟田亨
1953年岡山県生まれ。
岡山大学教育学部附属中学校卒業。
岡山県立岡山朝日高等学校卒業。
東京大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。
新日鐵化学株式会社勤務、株式会社創造化学研究所勤務を経て、日本エクスラン工業株式会社に勤務。
趣味:鉄道旅行(本書第2部に出てくるノルウェーのナルヴィクにも行ったことがあります)、他に地理、音楽鑑賞、映画鑑賞(特に軍艦・飛行機が主役の戦争映画や、恋愛映画)など。
欧米の識見を伝えることができればと、2冊の全史を翻訳してきました。
以前の訳書に『豪華客船スピード競争の物語』(北大西洋航路ブルーリボン客船150年間のエンジン技術史)(1998年、(株)成山堂書店より出版)。
■訳者Webサイトに「目次と内容」が詳しく紹介されています。