猫のカルテット

原作・絵:浅野薫/文:浅野都 (あさのかおる/あさのみやこ)

バイオリン弾きの小さな猫が、
オーケストラに入り成長していく姿を描いた絵本。

バイオリン弾きのマダラ猫は、黒猫先生にお願いをして“黒猫オーケストラ”の団員になりました。憧れのオーケストラ団員になったものの、下手くそなマダラ猫はおこられてばかりです──。懸命に練習するマダラ猫の純粋さや、厳しい中にもやさしさのある言葉をかけるコンサートマスターのシャム猫の姿に、心が温まります。表情豊かな猫たちの絵にも心惹かれる絵本です。

定価:1,760円 (本体 1,600円)

判型:B5上

ページ数:44

発刊日:2023/07/15

ISBN:978-4-286-24152-4

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本

著者プロフィール

●浅野薫
創作絵本作家。東京都生まれ。
国際基督教大学独文科卒業。
KFS童画グランプリ奨励賞受賞。
小学館童画新人コンクール大賞受賞。
2020年まで「童画芸術協会展→新*童画展」に毎年出品。
2017年まで創作絵本グループ「ZOO」展に毎年出品。
これまでの作品に『やまなし』『いのししの夫婦』『注文の多い料理店』『よだかの星』『宮沢賢治の2つのお話 黒ぶどう・みじかい木ペン』『おどりぬいてぼろぼろになる靴』(いずれも文芸社)がある。
趣味は気功とヴァイオリン演奏と育猫。
自身のオーケストラ所属活動に基づいてこの作品の原作を書いた。
現在母の忘れ形見のお婆さんネコ2匹を老老介護している。

●浅野都
童話作家。東京都生まれ。
東京女子大学数学科卒業。
若い頃、新潮社の「銀河」に投稿し「野原のネコ」で少年文学懸賞に入選。
結婚後、子育てにて創作を中断。その後、中野菊夫氏に師事し樹木社に属して短歌制作に励む。言葉に対する感覚はこの間に研ぎ澄まされた。
樹木賞受賞。
娘の作品に出合い、久方ぶりに童話創作に取り組んだ。
植物と猫に囲まれた晩年を送り、ある朝コロリと我儘バアサマ生活の幕を閉じた。合掌。
創作童話集『石のロバ』(新風舎)。

※この情報は、2023年7月時点のものです。

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