薄明

渡辺徹也 (わたなべてつや)

老親の認知症という社会問題をモチーフに、
現役の医師が描く緊迫のストーリー。

浩一は、80歳を過ぎた母の多恵と、妻の奈穂子と三人暮らし。ある日、奈穂子から、「お義母さんは認知症なのではないか」と切り出された。話半分に聞いていた浩一だが、多恵に認知症の検査を受けさせることにした。検査の結果は「異常なし」。ところが、物語はそこから思わぬ展開を見せることに……。社会問題である「認知症」をモチーフに現役の医師が描く、緊張感に満ちた小説。

定価:1,210円 (本体 1,100円)

判型:四六上

ページ数:136

発刊日:2023/09/15

ISBN:978-4-286-24347-4

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

著者プロフィール

大阪医科大学卒業後、大学附属病院で研修。
森田療法に感銘を受けて精神科医を志していたため、精神神経科へ入局。
その後、プライマリケアの必要性から国立大阪病院で麻酔科研修。
精神疾患の患者さんと接するうちに器質的疾患の重要性を知り、神経内科を学ぶため京都大学大学院へ入学。
在学時、神経内科専門医、東洋医学会漢方専門医、老年医学会専門医取得。
医学博士課程修了後、大阪市内の病院で内科医として勤務。
勤務中、内科学会総合内科専門医を取得。
総合内科、漢方外来を担当。
その間心身医学会の研修プログラムをこなし、心身医学会、心療内科学会専門医を取得。
その後、精神科専門病院勤務を経て、精神保健指定医、精神神経学会専門医を取得。
ゴゥクリニック(大阪市)への勤務をきっかけに、2016年1月より、大阪市中央区で独立開業にいたる。
著書に、『最近疲れが抜けない。それ、眠いだるい病かもしれません』 (廣済堂出版、2017年)、『自分でスッキリ! 眠気とだるさ』(辰巳出版、2017年)、『心療内科とは何か』(幻冬舎ルネッサンス、2020年)がある。

※この情報は、2023年9月時点のものです。

メディア情報

  • 雑誌

    2023年10月22日

    「懸賞なび12月号」で紹介されました。

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