好きに生きる
日本的な会社員の生き方に縛られない、
「好きに生きる」著者の自分史エッセイ。
「私は人生で二回、ゼロからのスタートを経験している。一回目は二十七歳で日本を捨て、日本人であることも捨てて、アルゼンチンへ移住したとき。大学を卒業して入社した会社では、毎日遅刻し、洗濯していないヨレヨレのワイシャツ、髭面で出社した。同僚とも仕事中に殴り合いの喧嘩をし、上司にも反抗した」(「まえがき」より)。82歳になる著者の“好きに生きる”自分史エッセイ。