人間の驕慢を暴き戒める宇江佐真理さんの時代小説

奥井元生 (おくいもとお)

人間の驕慢という罪(=欠点)を堂々と暴き、
赤裸々に描く「宇江佐文学」の世界。

「歴史小説」の姿で、人間の驕慢という罪(=欠点)を堂々と暴き、赤裸々に描く。またその驕慢という悪を戒める根拠として、人間の本来持つ善意「人としての優しさ、思いやりの心」を、これまた堂々と懇切丁寧に描く。そして「人を思いやる優しさ、すなわち人情を描く」の根底に秘められた、子供達を大切に思い慈しむ母性愛に満ち満ちた、宇江佐真理氏の小説の世界を徹底称賛した一冊。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六並

ページ数:348

発刊日:2023/10/15

ISBN:978-4-286-24421-1

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1943(昭和18)年、大阪府生まれ。
1966(昭和41)年、大阪大学文学部社会学科卒業。
2003(平成15)年、大阪府立高校教員を定年退職。
大阪府豊中市在住。

■著書
『感動ゼロの歴史教科書を活性化する──お世話になった名著100選〈古代・中世編〉』(文芸社、2006年11月)
『感動ゼロの歴史教科書を活性化する──お世話になった名著100選〈戦国・近世編・上〉』(文芸社、2009年10月)
『感動ゼロの歴史教科書を活性化する──お世話になった名著100選〈戦国・近世編・下〉』(文芸社、2010年7月)
『感動ゼロの歴史教科書を活性化する──お世話になった名著100選〈近代編〉』(文芸社、2012年6月)
『感動ゼロの歴史教科書を活性化する──お世話になった名著100選〈現代編〉』(文芸社、2014年8月)
『私の愛した日本映画 四人の名匠〈上巻〉──増村保造監督・成瀬巳喜男監督』(文芸社、2017年6月)
『私の愛した日本映画 四人の名匠〈下巻〉──小津安二郎監督・溝口健二監督』(文芸社、2018年2月)
『外国映画 私の愛した十三人の名匠』(文芸社、2020年8月)

※この情報は、2023年10月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

電子書籍を購入

  • Amazon Kindleで購入
  • 楽天Koboで購入

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP