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書籍詳細：ばぁばのひとりごと

ばぁばのひとりごと

立石しづ子（たついししづこ）

じぃじを支えてきたばぁばは、
水仙の咲く庭と縁側で、昔話に思いを馳せていく──。

戦死した学友の夢を叶えたいという思いから、仕事一筋となったじぃじ。頑固で不器用のじぃじに、ばぁばは侘しさを感じますが、喫茶店のマスターから自分への感謝を口にしていたことを聞き、じぃじへのわだかまりがとけるのです。そして、じぃじの席だった籐椅子に腰かけ、今日もじぃじとお話をするのでした。これからの時代を生きていく人々が、平和な世の中で過ごせますように──。

定価：1,320円 (本体 1,200円)

判型：A5上

ページ数：48

発刊日：2023/12/15

ISBN：978-4-286-24670-3

ジャンル：童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > その他

著者プロフィール

1925年生まれの父は日本男児、銃を持ち国のため散れと教えられました。
1926年生まれの母は、その銃後を守れと教えられました。
いくさが終わり、企業戦士となった父は、24時間戦えるほどタフであれと励まされ、戦いぬきました。
母はその戦士の銃後とも言える家庭の家事、育児、雑事一切を引き受ける生き方を選びました。
女性が自由に生きる道を選択出来る時代に、社会の仕組みも世の中の考え方もまだまだ追いついていないと、感じ取っていたからです。
これからの時代を過ごされる方々の世が、平和の中にあり、男女問わずそれぞれの希望する人生を自由に選択が出来る、そんな時代でありますよう祈念している、1952年生まれの気が付けば自身も（ばぁば）、二世です。
小学校三年から中学一年まで父の赴任先のアメリカで過ごしました。
帰国後日本の文化・歴史に興味を持ち、筑波山の自然や歴史をモチーフにした絵本「こだぬきポン」を過去に文芸社さんより出版。

本文イラスト：やまざきりすけ

※この情報は、2023年12月時点のものです。