吉田絃二郎 絵本シリーズ C くつやのおじさん

原作:吉田絃二郎/脚色:喜多秀哉/挿絵:お話宝箱/監修:神埼情報館/吉田絃二郎顕彰会 (よしだげんじろう/きたひでちか/おはなしたからばこ/かんざきじょうほうかん/よしだげんじろうけんしょうかい)

芥川龍之介と肩をならべた文豪、
吉田絃二郎の原作を絵本化。心をとかす少女の優しさ。

ゆきがふるなか、マリ子という名まえの女の子が、くつやのまえに立ちどまっていました。おじさんは「くつがほしいならお金をもっておいで」とみせのまえに立っているマリ子をにらみつけました。マリ子は「おじさん、わたしはくつがほしくてここにきたのではありません。きょうはクリスマスですから、おしごとを休んで、きょうかいにいってはどうかと、すすめにきたのです」といいました。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:B5上

ページ数:24

発刊日:2023/12/15

ISBN:978-4-286-24803-5

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本

著者プロフィール

●吉田絃二郎
本名は吉田源次郎。
1886年11月24日佐賀県神埼市(旧神埼郡西郷村)生まれ。
4歳で佐世保市に転居。
佐賀工業学校金工科を卒業の後、早稲田大学第三高等予科に入学、翌年早稲田大学文学部に入学。
対馬で兵役生活を経て同大学英文科に入学。
1914年早稲田文学に処女作『磯ごよみ』を発表。
1915年早稲田大学英文科講師となる。
出世作『島の秋』を発表。
『小鳥の来る日』は200版を超す大ベストセラー作品となる。
早稲田大学退官後も小説、童話、戯曲、詩など幅広い執筆活動を行い、1956年4月21日に往生。生涯での作品は236作品にもなる。

●喜多秀哉
旧姓は原岡。
1967年3月17日佐賀県生まれ。
龍谷大学文学部卒。
佐賀龍谷学園に勤務。
1997年神埼市の光明寺(浄土真宗本願寺派)に入寺。
2019年に龍谷中学校、高等学校校長を退職し、2020年神埼情報館館長に就任。
九州龍谷短期大学で長年吉田絃二郎の研究を続けてきた実父、原岡秀人の資料を引継ぎ、吉田絃二郎作品の脚色をする。

●お話宝箱
吉田弦二郎の故郷西郷小学校の読み聞かせグループ。
髙平隆子、宮地祥子、川口昭子、野田律子、牟田口陽子、喜多敬子。

※この情報は、2023年12月時点のものです。

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