争いや分断、フェイクを乗り越えるために

─相互承認という目線からのメッセージ155─

大沼直樹 (おおぬまなおき)

世界の争いを越え平和への一歩。
内省と行動のメッセージがつまったエッセイ集。

71〜77歳にかけての著者の雑文から抜粋したエッセイ集。戦後の混乱、フェイクニュースの氾濫、国家間の争いや分断を乗り越えるための、相互承認を促すメッセージが綴られている。多様な視点から、平和への道を模索し続けた一人の思想家の内省と行動を辿る。平和と自立を目指すすべての人々に捧げる、希望と連帯の記録。ブログや新聞への投稿も含め、言葉による行動の重要性を伝える。

定価:660円 (本体 600円)

判型:A6並

ページ数:156

発刊日:2024/05/15

ISBN:978-4-286-25262-9

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 社会

著者プロフィール

1945(昭和20)年4月、旧満州国で生まれる。
2年後、母と宮城県に引き揚げる。
幼少のころ野生児として自然と戯れる。
小学校入学して初めて鉛筆を握る。
低学年時代、通知表には落ち着きのない、乱暴な子どもと記される。
小学校5年生の時、塩釜市の叔母に預けられ、厳しく育てられる。
1年後実家に戻される。
中学校時代、文武両道を目標にプロ野球選手になることを夢見て野球漬けの日々を送る。
高校1年の秋に足首の骨折等々、体調不良でドクターストップ。
全く勉強をする気にならず、仲間と演劇、合唱に親しむ。
紛争の激しかった大学および大学院時代はノンポリ学生として、宮沢賢治、夏目漱石、マルクス、サルトル等々、意味もよくわからないまま乱読。
29歳からの5年間、数多く生きることをモットーに、肉体労働など様々な職業のアルバイトを経験する。
34歳から17年間、無免許のまま青森県、神奈川県、東京の養護学校(現在 特別支援学校)で子どもたちと汗を流す。
特に医療的ケアを伴う意思疎通の困難な重度重複障害児と接し大きな衝撃を受け、人生観、教育観を根底からとらえなおすことになる。
50歳の時、健康上の理由で学校現場を諦める。
以後、埼玉県、岡山県の短期大学、大阪、沖縄県の大学に勤務。
65歳で定年退職。
沖縄在住15年。

※この情報は、2024年5月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

上記ストアの一部は、アフィリエイトプログラムを利用し書籍購入ページのリンクを紹介しています。

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP