おばあちゃんの置きみやげ

作:まえだむねこ/絵:石川ゆかり (まえだむねこ/いしかわゆかり)

だだっ子のようになっていくおばあちゃんが
残してくれたものとは……。愛を描いた絵本。

おばあちゃんとお母さんとぼくの3人暮らし。穏やかな日々の中、おばあちゃんが少しずつ変わっていきます。あまり外に出なくなり、物忘れが激しくなり、だんだん子供のようにだだをこねるようになって……。おかあさんとぼくは、そんなおばあちゃんに振り回されるけれど、大好きで……。家族の愛の尊さと愛を伝えることの大切さを、やさしい文体と美しい絵で表現した心に沁みる1冊。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:B5上

ページ数:32

発刊日:2024/07/15

ISBN:978-4-286-25303-9

ジャンル:童話・絵本・漫画・画集・写真集 > 童話・絵本・漫画 > 絵本

お知らせ

「おぱあちゃん」の表記について

本作に登場する「おばあちゃん」には、ほかの人には見えないものが見えましたが、これはなにも特別な現象ではないのではないでしょうか。
じつは、本書の中に仕掛けをいたしました。
何度も登場する「おばあちゃん」という言葉のうち、1か所だけ「おぱあちゃん」と表記しているところがございます。
どこに?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
「おばあちゃん」という言葉はたくさん出てきているので、「おぱあちゃん」とあっても、ついつい思い込みで「おばあちゃん」と読んでしまった(見えてしまった)、そういう方が多いのではないでしょうか。

見えないものが見える、思い込みで見ているものが他者と違って見える、そういうことはあることで、おばあちゃんが特別なわけではない。あなたの身近にもあるのではないでしょうか……

というメッセージを込めています。

音読されるときは、「おぱあちゃん」ではなく、「おばあちゃん」で読んでください。

著者プロフィール

●まえだむねこ
福岡県在住。
元公立学校国語教師。
ヒプノセラピスト(藤原理恵氏に師事)。
幼少時より読書好きで、見えない世界や深層心理に興味を持つ文学少女であった。
2022年、藤原氏(日本催眠コーチング協会代表)に出会い、ヒプノを学ぶ。
2023年、未来リーディング講座中に受けたヒプノで、作家として活躍している体験を先取りする。
2024年、リーディング通り、絵本『おばあちゃんの置きみやげ』を上梓。

●石川ゆかり
東京在住。
広告代理店勤務後パレットスクール(イラストレーション科)を経てフリーへ転向し、絵本や書籍カバーを中心に活動中。
イラストレーターズ通信会員。

※この情報は、2024年7月時点のものです。

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