青き憂愁の詩人 トラークル

人と作品

三枝紘一 (さえぐさこういち)

黄昏れゆく西欧に現れた彗星──ゲオルク・トラークル。
その人生と作品を解説した評伝。

黄昏れゆく西欧に現れた彗星──オーストリアに生まれた表現主義の詩人、ゲオルク・トラークル。人生の落伍者にして珠玉の詩を書き遺した夭折の詩人。特異な性格と行動。ファムファタル(宿命の女)との希有な愛。謎めいた死……その作品と人生を興味深くやさしく解説した、本邦初の評伝。深遠ながら色彩に富む、感覚的なその詩はいわば魔術的で人を惹きつけてやまない。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:200

発刊日:2024/05/15

ISBN:978-4-286-25330-5

ジャンル:伝記・半生記 > 伝記

著者プロフィール

慶應義塾大学大学院修士課程修了(独文学専攻)
元日本大学教授トラークル協会代表幹事

※この情報は、2024年5月時点のものです。

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