女神の罪

倉島知恵理（くらしまちえり）

正義か悪か。境界線を決めるのは誰？
社会通念上の正義に一石を投ずる医学サスペンス。

病理医の杏里は、浪人中の妹、万里江の世話を母親から頼まれる。妹を預かったものの、うまく意思の疎通がはかれない。彼女に疲弊し始めた頃、CJ病患者の脳の試料が削り取られていたことに気づく。犯人は万里江か!? 感染の危険がある試料を何のために？医学的因果関係を証明しえない悪は罪に問えるのか？社会通念上の正義に一石を投ずる医学サスペンス。

定価：770円 (本体 700円)

判型：A6並

ページ数：240

発刊日：2024/10/15

ISBN：978-4-286-25690-0

ジャンル：小説・エッセイ > 小説 > サスペンス

著者プロフィール

1955年生まれ、歯科医師、歯学博士。
専門は免疫病理学。
埼玉県在住。

■著書
『ストレイランドからの脱出』（2007年文芸社）
『遥かなる八月に心かがよふ』（2009年文芸社）
『ダイヤモンドと紙飛行機』（2012年文芸社）
『ママは子守唄を歌わない』（2017年文芸社）
『クオリティオブデス心優しき死神たちの物語』（2020年文芸社）
『ためしてみたら東大合格ウソみたいなホントの成長記録』（岡桃枝名義 2022年文芸社）

※この情報は、2024年10月時点のものです。