プラスチックから紙へ 紙材料学入門

山内龍男 (やまうちたつお)

環境に優しく、今後の包装・物流における主役、
「紙」の特性、利点、課題を専門家が解説。

「ペーパーレス時代」と言われる昨今ではあるが、他方包装・物流では依然大量の「紙」が使用されている。今後、地球温暖化を防ぐため、脱プラスチックが、そして材料として紙の利用拡大が必要になってくる。では紙とは何だろう。材料としての紙の特性、利点、課題点を紙材料学の専門家が、研究者はもちろん、一般の読者にも分かりやすく解説した、「入門書」となる一冊。

定価:1,320円 (本体 1,200円)

判型:四六並

ページ数:154

発刊日:2025/03/15

ISBN:978-4-286-25804-1

ジャンル:自然・科学・工業・学術 > 学術

著者プロフィール

1947年生まれ。
1969年京都大学農学部林産工学科卒業。
1975年京都大学農学研究科林産工学専攻博士課程修了後同大学助手。
1980年1月農学博士(紙の空隙構造とラテックス含浸加工に関する研究)。
1984年〜1986年ニュージーランドForest Research Institute(現SCION)で研究に従事。
1995年京都大学助教授。
2010年同大学を定年退職後、製紙関連企業で顧問を務める傍ら京都大学研究員。
2021年より(株)やまうち七兵衛商会代表。

■主な著書
単著
『紙とパルプの科学』(学術選書18)京都大学学術出版会(2006)
『紙の構造と物性 その基本 〜Q&A付〜』R&D支援センター(2018)
共著
Handbook of Physical Testing of Paper, 2nd Ed. Revised and expanded Vol 1,2 MARCEL DEKKER(2001)
INFRARED THERMOGRAPHY, ed. R. V. Prakash INTECH(2012)
『多孔質体の性質とその応用技術(多孔質体実用辞典)』フジ・テクノシステム(1999)
『紙の加工技術と産業応用』シーエムシー出版(2022)
『食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題』シーエムシー・リサーチ(2021)など。

※この情報は、2025年3月時点のものです。

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