父の航海
癌を闘い抜いた父との最後の3年間
16歳の娘が、父の癌闘病の姿をまざまざと綴る。
朝日新聞Reライフ文学賞最優秀賞。
癌と診断された父はあらゆる手段で闘病しながら、セーラーを目指す若者たちの指導に力を注いだ。「父の生きざまは壮絶だった。死にざまもまた、見事であった。私は父の娘であることを生涯誇りに思う」──どんな苛酷な状況でも生きることを諦めなかった父の3年間の姿を、当時16歳の娘がまざまざと綴る。患者と家族の悲痛な叫びは、すべての人、そして医療従事者への警鐘となる。第3回Reライフ文学賞長編部門最優秀賞受賞作。
定価:1,760円 (本体 1,600円)
判型:四六並
ページ数:272
発刊日:2024/11/15
ISBN:978-4-286-25834-8
ジャンル:医学・健康・看護・闘病 > 看護・闘病 > 看護・闘病