みがわりになった三匹のねずみ

赤池節子 (あかいけさだこ)

クモ膜下出血で緊急手術を受けた著者の体験談や
自身の幼き頃の思い出を綴った私小説。

クモ膜下出血で緊急手術を受けた著者は、術後経過の見守りとリハビリで入院中、自身の幼き頃の思い出はもとより、両親や祖母の歩んだ足跡を走馬灯のように回想します。生と死の境界に立たされたからこそ見えてくる“人生の意味”が家族個々の思考を通して描かれた含蓄深い私小説です。戦中、戦後の生活が浮き彫りにされている点にも特徴があり、貴重な時代証言であるとも言えるでしょう。

定価:1,100円 (本体 1,000円)

判型:四六上

ページ数:66

発刊日:2025/01/15

ISBN:978-4-286-25848-5

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

昭和15年5月、長野県の養蚕と水稲の兼業農家に7人兄弟の末っ子として生まれる。
県立の高等学校と専門学校を終えて、結婚してから子育ての傍ら地元の大手スーパーで働き、70歳で退職。
最近帰郷の折、知人の姿が見当たらなくなってきました。
寂しいですが、それでも文章を綴ることを糧に頑張っているこの頃です。

■著書
『伊那谷のしか』(2014年、文芸社)

※この情報は、2025年1月時点のものです。

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