海禁の島

五十嵐力 (いがらしつとむ)

中国の明時代、密貿易の拠点を舞台に、
一人の青年の成長と港の栄枯盛衰を描く歴史小説。

16世紀前半、浙江省沖の港は明の民のほか、市場開拓を狙うポルトガル人、ジャワやマラッカの者たちも往来して栄えた。国禁を冒しても利益を上げたい商人たちは、時に略奪者ともなる。賤民の青年、葉子春は密貿易の頭からさまざまな仕事を与えられ、交易の仕事に邁進、日本へも向かう。だが、港の運命とともに翻弄されて……。壮大なスケールで描く歴史小説。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:272

発刊日:2024/12/15

ISBN:978-4-286-25870-6

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > 歴史

著者プロフィール

1971年日本交通公社(現JTB)入社、ニューヨーク支店長、JTBアジア社長、JTB執行役員などを経て2009年退職。
2011〜2016年帝京大学経済学部教授。
現在UNWTO(国連世界観光機構)Tourism Expert。
千葉県我孫子市在住。

■著書
『青き塩』(2020年、文芸社)
『西夏の青き塩』文芸社文庫(2022年 文芸社)
『ソグドの兄弟 ─高昌国悲話』(2022年、東京図書出版)

※この情報は、2024年12月時点のものです。

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