飲水思源

世界と日本を原理原則から考える

伊藤安兼 (いとうやすかね)

宇宙、歴史、法律、地球環境…国家の大事から
日常の出来事まで根源を探求した随想。

─水を飲むような当たり前のこともその根源まで辿れば物事の原理原則が見えてくる─著者はこの「法則探究の指導原理」に着眼し、世の中のあらゆる現象を独自の視点で分析。宇宙論・進化論・歴史・政治・法・人生哲学、スポーツや脳のメカニズムと、あくなき知の探究は続く。弁護士の実務経験からみた現代社会に潜在する問題にも触れた知と経験の集大成となるエッセイ。

定価:1,540円 (本体 1,400円)

判型:四六並

ページ数:252

発刊日:2025/01/15

ISBN:978-4-286-25965-9

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > 社会

著者プロフィール

1949年 千葉県出身。
戦後の食糧難時代に農家の二男として生まれ、中学時代は番長と生徒会長を兼務。
その頃脱脂粉乳から「アメリカ」に憧れ、東京オリンピックは白黒のアナログ映像で日本を応援し、70年安保の意味も分からず大学卒業後は、地元のゴミ焼却工場で公務員生活を過ごす。
30歳で司法試験に臨み、苦労の末弁護士に登録後、市議2期を経験して社会の保守性を実感した。
弁護士「生活」30年を超え、我が国の国家権力の正当性が2000年以上前から連綿と継続していることを知って簡単な社会システムひとつをとっても簡単に改良できるものでないことを認識しました。
同時に人間の能力に学歴が全く関係ないことを思い知り、高学歴だけで世間を乗り切る人の巧みさに感心しつつ、日本の未来は、モノづくりに励む尊敬すべき日本人に託されていると思います。
同時に個人の能力主義と異質な日本の世襲制がどこで折り合いをつけることができるのか、興味あるところです。

※この情報は、2025年1月時点のものです。

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