八十代の残日録
黄昏の春夏秋冬を営む
80歳過ぎても意欲的な男性が認知症の妻との
暮らしや思い、考えなどを記した手記。
妻の認知症がわかって5年近く。妻との会話、介護、家事、ジム通い、読書、映画、ニュースを見てなど、日々、思うことを書き留める。たとえば…「昏ルルニ未ダ遠シ」/妻の認知症を冷静に記録できるか/老いはどう見られているか/持続する力を養うこと/介護の哲学と技術は深いな…/日常の中で小さな「気づき」/日本人の技術の底力はすごい! など。