四十四歳のデカダンス

上妻勝一 (かみづまかついち)

他人の「まなざし」による束縛に気づいていくある男の日々を、
その日記をたよりに辿る。

人間の悩み、矛盾、争いの原点は、自己表現した自分ではなく、他人の評価に身を委ねなければならないという点にあると言っても過言ではない。本書は、影の重さにも悩まされる《私》が、私ではない私、つまり今の自分にさせたものは他人の《まなざし》であった、と気づいてゆく過程を《意識》の中で時系列に描写しようとしたものである。ニーチェの哲学に着想を得て執筆された、意欲作。

定価:1,650円 (本体 1,500円)

判型:四六上

ページ数:260

発刊日:2025/02/15

ISBN:978-4-286-26199-7

ジャンル:小説・エッセイ > 小説 > その他

著者プロフィール

1955年茨城県生まれ、茨城県在住
茨城キリスト教大学文学部卒業

※この情報は、2025年2月時点のものです。

書籍を購入

  • Amazonで購入
  • e-honで購入
  • セブンネットで購入
  • Honya Clubで購入
  • 紀伊國屋書店で購入

上記ストアの一部は、アフィリエイトプログラムを利用し書籍購入ページのリンクを紹介しています。

上記は文芸社の書籍を取り扱う主な書店の一例です。
いずれの作品も全国の各書店実店舗にてご注文いただけるほか、ブックサービスでは下記の方法でもご注文ができます。

  • ・電話注文:
    0120-29-9625
  • ・FAX注文:
    0120-29-9635
    (24時間受付)

PAGE TOP