句集 根岸日記
歩きながら口遊む、自由で枠にとらわれない
生き生きとした目線で日常を詠んだ300句。
正岡子規終焉の地〈子規庵〉をはじめ、文学、芸術の香ただよう地で子規に憧れ、四季を詠む。自由で枠にとらわれない生き生きとした目線で詠んだ300句。「子規庵の縁側でまどろむお昼前」「梅の香に目がくらむ春の宵」「朝一番浴衣で颯爽と入谷朝顔市」「赤とんぼ子規の命日見届ける」「永稱寺の桜の木深く静かに時を待つ」歩きながら口遊む、日常を詠んだ句集。