日本文学の中のパウル・クレー
文学者の眼を透過したクレー芸術
いま甦る、20世紀の「色彩の魔術師」こと、
パウル・クレーのすべてを探った一冊。
スイス出身の画家、パウル・クレー(1879-1940)。彼の残した作品はガラス絵、エッチング、水彩画、油彩画等、約9600点に及ぶとも言われている。この才能は日本でも戦前から注目され、作家、文化人たちも彼の作品を愛し、影響を受けてきた。この中から特に吉行淳之介、安部公房、谷川俊太郎らの作品とクレーとの接点を分析し、クレーがどのように理解されていったのかを探る。
定価:1,650円 (本体 1,500円)
判型:四六上
ページ数:244
発刊日:2023/01/15
ISBN:978-4-286-27078-4
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