ぼくはニュータウンキッズ
1982年、大阪。ニュータウンに暮らす
小学4年生の秋雄の日常をいきいきと描いた小説。
とりあえず、ぼくは小学四年生で、スイミングとピアノを習ってる郊外の子どもってわけ──ザリガニ釣り、竹やぶ探検、スイミング教室、甲子園での野球観戦、兄弟げんか、キン消し、楽しみだったクリスマス──1982年、大阪のニュータウンに住む四兄弟の日常が、三男の秋雄少年の視点でいきいきとつづられる。映画詩人ふし文人の一丁目一番地、千里ニュータウン。