還暦越えトランスジェンダーの「まだこれから」

女性として生きるために通称名で暮らすことにこだわった日々と、67歳で性別適合手術を受け戸籍を変更するまでの10年の軌跡

小嶋小百合 (こじまさゆり)

逃げない、迷わない、あきらめない!
「自分らしく」を失わないように、走り続けます!

トランスジェンダーである私たちは生きづらさを感じています。そうでない人にとっては当たり前のことでも、私たちにとっては乗り越えなくてはならないハードルになることがあります。次の時代に生きる同じような境遇の人が、明るく笑って過ごせるためにも、そのひとつひとつのハードルについてこれからも考えて続けていきたいと思っています。 私の人生、「まだこれから」です!

定価:1,760円 (本体 1,600円)

判型:四六並

ページ数:336

発刊日:2023/06/15

ISBN:978-4-286-30003-0

ジャンル:小説・エッセイ > エッセイ > その他

著者プロフィール

1954年、愛知県名古屋市に男の子として生まれ、50代後半まで男性として生きる。
2000年代になって新聞、テレビ、映画、インターネットなどで性的少数者を扱う情報が多くなり、還暦手前で自分の生きづらさが性別の違和感によるものであることに気づく。
2016年、62歳でジェンダークリニックを受診し、ホルモン治療を開始。
2019年、65歳の時に睾丸を摘出。
2021年、67歳で性別適合手術を受け、戸籍上の性別を女性に、名前を小百合に変更。
2022年、「第1回 R65全国どきTuberコンテスト」に、男の子として生まれてから性別を変更してロリィタファッションを楽しめるようになるまでを1本の動画に編集して応募し、出演部門でグランプリを受賞。
現在、パソコン教室を経営する傍ら、性的少数者を中心とする集まり「虹色グラカフェ」の運営、Facebookグループ「中高年のLGBTQ+」の管理をし、愛知県春日井市の性的少数者当事者団体「春日井虹色さぼてん」の代表を務める。

※この情報は、2023年6月時点のものです。

メディア情報

  • WEB

    2023年06月16日

    東京新聞」で紹介されました。

  • 新聞

    2023年06月16日

    「中日新聞」で紹介されました。

  • WEB

    2023年04月25日

    中日新聞(WEB版)」で紹介されました。

  • テレビ

    2022年12月21日

    「TBS BS(満喫!セカンドライフ)」に著者が出演しました。

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