小さな天使の贈り物
ダウン症、白血病で9歳の人生を終えた息子
との愛情溢れる日々を綴る、感動エッセイ集。
体重992グラム・身長34センチという超未熟児として生を受け、ダウン症、白血病と闘いつつ、9歳で命を閉じた健史くん。父と母、姉──家族に愛され成長を続けた健史くんの妊娠・出産から亡くなるまでの思い出を、丹念に綴った感動のエッセイ集。衝撃や戸惑い、慟哭を包み隠すことなく綴りながらも、常に前向きに、伸びやかな感性で健史くんを見つめる母と家族の姿が心に響いてきます。Web上で多くの人の涙を誘った、“天使・健史くん”が一冊の本になりました。