新選組 藤堂平助
2004年NHK大河ドラマ「新選組!」──。
幕末を駆けた青春群像を描いた幻の処女作!
(社)日本図書館協会選定図書
沖田総司、永倉新八、斎藤一とともに新選組四天王の一人にうたわれた藤堂平助。北辰一刀流の遣い手であった藤堂が、滅びゆく徳川幕府を支えようとした新選組に何を見ていたのか。そして、24歳の若さでなぜ斬殺されなければならなかったのか──。新選組が幕府機関として確立していく過程の中で、藤堂の生涯を見事に描き出しました。本書は、土方歳三の新しい人物像を描いた『歳三 往きてまた』で鮮烈なデビューを飾った著者の時代小説第4弾であり、幻の処女作(『SAMURAI 裏切者』)に大幅な修正を加えた書。